高見 知子さん
(1期生 東浦平成病院 看護主任)
出産後に就職を考えた時、どうせゼロからなら、何でもできると考えました。
高見 知子さん (1期生 東浦平成病院 看護主任)
Q再進学して看護師になろうと思ったきっかけや理由について教えてください。
前職では、医療とは関係ない仕事をしており、出産を機に退職していました。出産後に就職を考えた時、どうせゼロからなら、何でもできると考えました。
それならば、昔から興味があり、資格として就職に強い看護師にしようと決めました。
Qなぜ平成淡路看護専門学校に入学しようと思いましたか。
受験当時で、子どもが0歳でした。実家は遠く、頼れる親類が近くにいるわけでもないので、託児所が利用できるのはありがたいと思いました。また、奨学金制度があるのも魅力的でした。
Q入学試験に向けての準備や勉強はいつ頃からどのように進めましたか。
受験を決めてからすぐに始め、約2か月勉強をしました。小さい子どもを見ながらで、充分な時間を取ることも難しかったので、出題傾向をある程度予想し、範囲を絞って効率的に行うことを考えました。
Q看護学校へ入学するにあたって不安や悩みなどはありましたか。
入学後、解消した場合はどのように解消されましたか。
学校で勉強するということに10年近くブランクがあり、医療の知識も全くなかったので、ひと回り違う年齢の同級生と一緒に勉強についていけるのか不安でした。
情報などの一般教養の授業では、社会人経験がプラスに働くこともありました。高校卒業すぐの子は新しい学校教育の知識を持っているし、他の社会人経験者は自分とは違う専門の知識を持っていました。同級生とそれぞれ得意なことを活かして、知識や勉強方法も共有しながら、授業から国家試験まで乗り越えていきました。
Q学校生活やクラスの雰囲気について教えてください。
新卒の方から、私より上の年齢の方まで、年齢の幅は広く、社会人経験も医療職経験者だけでなく、様々でした。個性も経験も色々な同期で、お互いを認め合い、助け合いながら、多様な考え方を知ることもできる環境でした。体育や行事もあり、入学前は大人がついていけるかな?と思っていましたが、実際は第二の青春!と楽しんでいました。
Q奨学金制度や専門実践教育訓練給付制度を利用した感想を教えてください。
私は、医療社団法人 淡路平成会の奨学金を利用していました。家事や育児でバイトをすることも難しかったので、奨学金制度があるのはとてもありがたかったです。
Q家庭(育児)と看護の勉強を両立する工夫はありますか。
幼い子どもは体調を崩すことも多く、家族の協力はかなり必要でした。同居の家族はもちろん、時には遠くに住む両親にお願いすることもありました。
深夜に勉強していると、一旦寝ついた子どもが起きてくることもあり、抱っこしたまま勉強するという日も少なくありませんでした。
家での勉強時間をできるだけ短くできるよう、学校にいる時間を有効に使うように心がけていました。授業に集中することもですが、休み時間に友達と一緒に考えることや、教え合うことで、学びを深めることが多かったです。
Q実際に看護師として働いてみての感想や、仕事の魅力・やりがいについて教えてください。
卒業後病院に就職し、5年目になります。新人の頃からプリセプターの先輩に一つずつ丁寧に指導していただき、現在は病棟の主任として働いています。今でも、患者さんのため、スタッフのために、私ができる最良は何かを考えながら、勉強の日々です。看護師は資格を取ることがゴールではなく、生涯勉強し、ステップアップし続けることができる奥の深い仕事だと思っています。
Q平成淡路看護専門学校のおすすめポイントを教えてください。
実習地はほぼ全てが淡路島内であり、まれにある島外での実習でも、学校のバスで移動することができたので、実習のために宿泊する必要がないこと、費用もかからないことは、家庭がある身としては、大きなポイントだと思います。
年齢も経験も多様な学生が多く、看護や勉強のことだけでなく、楽しい学校生活が送れます。
先生や事務の方も近い存在で、何でも相談できるところも心強いです。
Qこれから看護師を目指す方へのメッセージをお願いします!
入学前は不安でいっぱいでしたが、看護師は想像していた以上にやりがいのある仕事です。
是非、看護師として一緒に働ける日を楽しみにしています!