筒井 舞子さん (8期生)
勉強だけではなく学校祭などの学校行事もあり、“第二の青春”のような充実した毎日を送っています。
筒井 舞子さん (8期生)
Q再進学して看護師になろうと思ったきっかけや理由について教えてください。
もともとバレエダンサーとして劇場で働いており、趣味や娯楽として「人を楽しませる」仕事をしてきましたが、新型コロナウイルスの流行により、多くの命が失われひっ迫した医療現場の様子を見聞きするうちに、より根源的な欲求にあたる「生きることを支える」仕事に就きたいと考えるようになりました。人と関わることが好きであったため、患者さんと接する機会の多い看護師を目指そうと決めました。
Qなぜ平成淡路看護専門学校に入学しようと思いましたか。
学校のホームページに載っていた「絶対に見捨てない看護」という言葉に心を打たれました。「絶対に見捨てない看護」を目指して、病気や障害によって孤立しがちな対象に対して地域社会とのつながりを維持できるよう関わっていきたいと考えています。そのため、知識や技術だけではなく、博愛精神について学びたいと思い入学しました。
Q入学試験に向けての準備や勉強はいつ頃からどのように進めましたか。
私は受験の3か月ほど前から始めました。受験では「一般常識」と「国語」について問われるとのことだったので、医療系国語のテキストを使用しながら勉強しました。また、面接と一般常識問題への対策として新聞やニュースを日々確認し、社会の動きにより関心を持つよう意識しました。机に向かって「勉強」することからしばらく離れていたため、毎日時間を決めて、コツコツと勉強する習慣を取り戻せるよう工夫しました。
※社会人入試の「一般常識」科目試験は2024年度入試では廃止となりました。
Q看護学校へ入学するにあたって不安や悩みなどはありましたか。
入学後、解消した場合はどのように解消されましたか。
8年ほど学業から離れていたため授業についていけるか不安でした。
しかし、入学してクラスメイトと勉強方法などについて話すうちに自分なりの学習習慣を見つけることができました。専門性の高い内容を学ぶため、講義の中で分からないことは積極的に質問・相談するよう心がけています。
Q学校生活やクラスの雰囲気について教えてください。
クラスの約半数が社会人経験者です。日々の生活や学校行事、授業内でのグループワークなどを通して新卒のクラスメイトとも関わる機会が多いです。「社会人」「新卒」と分け隔てなく皆で協力しあっています。
「看護師」という同じ目標をめざす仲間として、和気あいあいとした雰囲気のクラスです。勉強だけではなく学校祭などの学校行事もあり、“第二の青春”のような充実した毎日を送っています。
Q平成淡路看護専門学校のおすすめポイントを教えてください。
私からのおすすめポイントは3つあります。1つ目は学校からの景色もよく、緑に囲まれた静かな環境で自然に癒されながら学習に取り組めることです。2つ目は、平成リハビリテーション専門学校との合同授業や遠方の外部講師による講義などオンラインも活用して様々な授業を受けることができるところです。3つ目は同級生が立ち上げたボランティア部があることです。医療福祉現場での経験が少ない私にとって、楽しみながら多くのことを学べる良い機会となっています。先生方のサポートがあるので、いろいろなボランティア活動にチャレンジすることができています。
Qこれから看護師を目指す方へのメッセージをお願いします!
看護について学ぶ中で、看護には非常に幅広い知識やスキルが必要とされていることを実感しています。社会人としてこれまで培ってきた経験が必ずどこかで生きると信じています。「学生」に戻ることには少し勇気がいりましたが、今では「あの時決断して良かった」と感じています。一緒に看護を学びながら人生をより豊かにしてみませんか?