吉岡 賢太朗さん (9期生)
学費や生活費が給付されるため金銭的な不安はなく勉強に集中できています。
吉岡 賢太朗さん (9期生)
Q再進学して看護師になろうと思ったきっかけや理由について教えてください。
重症心身障害児施設の支援職(介護福祉士)として働いてきました。実際の医療行為はできないので、利用者様が吸引が必要な時や、発作が起きて苦しい思いをしている時でも看護師を呼ぶことしかできず歯痒い思いを何度もしてきました。そういったことから、「誰かを助けるために自分ができることを増やたい。」「さらに専門的知識を身に付けたい」という思いが強くなり、いつしか看護師を目指すようになっていました。
Qなぜ平成淡路看護専門学校に入学しようと思いましたか。
『博愛精神』という学校の基本理念は、利用者様に関わる上で、私にとって大切にしているものの一つだと感じました。これからも全ての人に平等な愛を持って接することを大切にして、たくさんの対象に寄り添っていきたいです。また、淡路島という自然豊かな場所で勉学ができる環境は、勉強や実習に意欲的に取り組み、知識やスキルを身に付けるには最適な環境だと感じたからです。
Q入学試験に向けての準備や勉強はいつ頃からどのように進めましたか。
私は社会人入試を受けました。実際に集中して勉強に取り組んだ期間は2ヶ月前からだったと思います。まずはじめにオープンキャンパスに参加し入試の過去問を見させてもらい、どの程度の勉強が必要か確認しました。受験科目は一般常識と国語でしたので、参考書を買って問題を解いたり、YouTubeを使って勉強しました。面接対策もYouTubeを利用しました。どのような質問があるのかを調べて自分なりの考えをまとめイメージトレーニングをしていました。
※社会人入試の「一般常識」科目試験は2024年度入試では廃止となりました。
Q看護学校へ入学するにあたって不安や悩みなどはありましたか。
入学後、解消した場合はどのように解消されましたか。
高校を卒業して10年ほど経つので、初めはクラスメートとの年齢差に戸惑うこともありました。しかし、授業や演習を通して仲を深め、看護師として大切なチームワークの力を学びました。今では年齢関係なく楽しく毎日を過ごすことができています。
Q学校生活やクラスの雰囲気について教えてください。
高校卒業してすぐ入学した学生と、社会人経験をしてから入ってきた学生と半数ずつぐらいです。男性も10人程度いたので和気藹々としていて馴染みやすかったです。また、みんなで協力し合いながら、演習や勉強などに取り組んでいけるクラスだと思います。様々な壁が出てくると思いますが一緒に乗り越え、国家試験に合格したいと思います。
Q奨学金制度や専門実践教育訓練給付制度を利用した感想を教えてください。
学校で申請できる「一般財団法人 平成学術振興財団奨学金制度」を利用しています。社会人学生にとって金銭的な課題はついて回ると思いますが、学費や生活費が給付されるため金銭的な不安はなく勉強に集中できています。キャリアアップをしたい私にとっては感謝してもしきれない制度です。看護学生は課題やテストに追われ忙しいですが、この制度のおかげで充実した看護学生生活を送ることができています。
Q平成淡路看護専門学校のおすすめポイントを教えてください。
私が思うおすすめポイントはICTを活用し授業を進めているということです。ICTとは通信技術を用いてコミュニケーションができるよう目指しているということです。ネット環境を用いて、学生同士で知識を共有しながら資料を作ったり、勉強を互いに教え合ったりしています。また、iPadを用いた独自の学習方法についても確立できるので助かっています。パソコンやタブレットの使い方が苦手なクラスメイトもいましたが、先生が丁寧に教えてくれるのでどの学生も使いこなしています。
Qこれから看護師を目指す方へのメッセージをお願いします!
私は社会人を経験してからの看護師への挑戦ですが、「今日が一番若い日」として日々頑張っています。もっと早くに挑戦していればよかったとも思うことはありますが、何事も始めるのに遅いということはないのかなと思っています。勉強やテストは大変ですが、ぜひ挑戦してみてください!