中野 舞
Profile

中野 舞さん (7期生)

社会人入学に積極的で実績があり、育児をしながらの就学に対し保育所が整備されており受け入れ態勢があった

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中野 舞さん (7期生)

Q再進学して看護師になろうと思ったきっかけや理由について教えてください。

育ての親である祖母が脳梗塞により入院し介護していた中で、お世話になった看護師に感銘を受けて憧れ、看護師を志しました。また、祖母が亡くなり介護が終わったことと、同居する義母が退職し育児・家事の助けを得られる状況になったことから再進学を目指しました。

Qなぜ平成淡路看護専門学校に入学しようと思いましたか。

理由はいくつかありますが、返済不要の奨学金制度があったこと、ICT教育に対応しており医療業界に遅れをとらない学習ができると感じたこと、社会人入学に積極的で実績があったこと、育児をしながらの就学に対し保育所が整備されており受け入れ態勢があったこと、ママ友に平成淡路看護専門学校の看護学生がいたことなどから入学を考えました。

Q入学試験に向けての準備や勉強はいつ頃からどのように進めましたか。

春頃から情報収集を行い、ホームページを見たり、友人に看護学生としての生活の実情を聞くなどしていました。夏頃オンラインのオープンキャンパスに参加し、参加後書店にて一般常識と現代文の問題集を購入し、毎日日中の空き時間や子供が寝た後に解いていました。面接対策としてインターネットで頻出の質問を調べ、家族に協力してもらい練習をしました。
※社会人入試の「一般常識」科目試験は2024年度入試では廃止となりました。

Q看護学校へ入学するにあたって不安や悩みなどはありましたか。
入学後、解消した場合はどのように解消されましたか。

【心配事】育児や家事と勉学を両立し成績を修められるか、子どもに寂しい思いをさせないか、育児に不足が生じないか、家族に不満が生じないか、多世代の中で友人ができるか、受け入れてもらえるか、iPadやパソコンなどの扱いに慣れていないためついていけるか。

【入学後】子どもと過ごす時間、手や目をかける時間は減ったが、時間にメリハリを持ちコミュニケーションをとること、家族やママ友の助けを得ることで大きな不足、失敗なく育児に関われています。自分の背中を見せることができ、子どもから気遣われたり自立の促しになったことからメリットに目を向けられ不安は和らぎました。オンラインでの友人作りでは、クラスのLINEを作ることにより連絡体制を整え、授業内のグループワークでは積極的に話しかけ関係作りができました。それにより機械類の扱いも教えてもらうことができました。

Q学校生活やクラスの雰囲気について教えてください。

学校生活としては、自然豊かな環境にあり勉学に集中できる環境があります。教員たちとの距離が近く、困ったことが相談しやすい雰囲気です。外部の講師を招き現場ならではの講義などが聞けるため幅広い知識が身に付きます。教員がそれぞれの立場や背景を考慮して関わって下さっていることがわかるため、信頼できます。クラスの雰囲気としては、多世代で個性豊かなクラスです。

Q奨学金制度や専門実践教育訓練給付制度を利用した感想を教えてください。

学校の奨学金制度を利用し、月に十万円を受給しています。就学により収入がない中、学費や子育てにもお金がかかることで経済的不安がありましたが、自分の学費の心配がなくなり、また条件を満たせば返済しなくて良くなることから、現在の出費による将来的な経済的不安もありません。

Q家庭(育児)と看護の勉強を両立する工夫はありますか。

入学前から家族とよく話し合い、協力体制を整えておくことが大事です。学校では、授業に集中し教科書にラインを引きページ数をメモ書きしておいたり、講師の発言やポイントをノートやレジュメにメモ書きするなど記憶を引き出しやすくしておきます。次の日の準備時などには、短時間でも今日やったところを見返しています。家庭でも、計画的に時間をとれるよう、登校前にできることは済ませておきます。家事は時短、手を抜く部分は割り切ってレベルを下げるなど、自分の中での優先順位をつけメリハリを持たせています。一気にできないためコツコツこなすことを意識するといいと思います。

Q平成淡路看護専門学校のおすすめポイントを教えてください。

・自然豊かで勉学に集中できる。
・教員が優しく温かく一生懸命関わってくれる。
・グループ病院や施設など実習環境が豊富。
・多世代のクラスのためいろんな方に対応できるコミュニケーションスキルが磨ける。
・感染症流行時や悪天候などでもオンラインで対応できるため授業の停滞が少ない。
・専門学校だから3年で資格が取れ就労できる。

Qこれから看護師を目指す方へのメッセージをお願いします!

看護師という職業は、少子高齢化社会において需要の高い仕事であり将来展望があること、感染症の流行を経て社会のヘルスリテラシーが向上している今、先端の専門知識を学ぶことにより自分や家族、大切な人を守るための知識もつきます。
ただ病気の患者の助けになるだけではなく、いろんな方と助け合いながらその方の生き方を支えることができ、とてもやりがいのある仕事であると日々学習していて感じています。
勉強は難しいと感じることもありますが、実際の仕事にどう活きるのかなどのつながりも教えてくれること、助けてくれる仲間や教員の支えによって乗り越えられます。
一緒に頑張りましょう。

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